A Vow From The Ruins

〜廃墟からの誓い(仮)

ヒロシマからオスロへ

あらすじ

 「廃墟からの誓い」は、核兵器のない世界を実現するために,生涯をかけて証言活動を続ける広島出身でカナダ在住のヒバクシャ、セツコ・サーロー (86歳) に密着して製作中のキュメンタリーです。

2015年、ヒバク70周年であり、ニューヨークの国連でNPT (核不拡散条約) 会議が開催されたこの年は、セツコ・サーローが個人としてノーベル平和賞にノミネートされた年でもありました。撮影はセツコをトロント、ニューヨーク、ヒロシマと追い、2015年に撮影終了を予定していましたが、最終的に2017年12月まで続きました。

2015年以降、ICAN (核兵器廃絶国際キャンペーン) が働きかけた核兵器禁止条約運動が早いスピードで進み、セツコは証言スピーチや会議出席にひっばりだこになりました。

 2016年以前は、核戦争や核兵器の危険性、そして国連でのニュースもアメリカではほとんど報道されませんでしたが、昨今のトランプ大統領の度重なる暴言や予想のつかない衝動的な行動がゆえに、北米でも核兵器、核の脅威が一般市民の意識の中に芽生えつつあります。

ICANの活動を支援したセツコの活動は、2017年のノーベル平和賞での受賞演説に結実しました。そして、セツコはオスロでのノーベル賞授賞式でも、世界各国が核兵器禁止条約を批准することを訴え続けるのです。

    ニューヨークに40年近く在住するミチ・タケウチは偶然にも、ニューヨークの高校を訪問して証言をするセツコに出会います。お互いが広島女学院の同窓生であることから海外に在住する者同士としての親しみが生まれます。ミチの家族はヒバク体験に口を閉ざしていましたが、セツコの励ましによって、ミチは家族の隠された歴史の探求に乗り出す決心をします。セツコはこれまで数多くの人たちを励まし、悩みに耳を傾け、暖かいサポートの手を個人個人にも手を伸ばしてくれたのです。

"Each person who died had a name.     

Each person was loved by someone."

Setsuko Thurlow

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